|
I/Oポートおよびコネクタ:Dell PowerEdge 6650システム ユーザーズガイド
目次ページに戻る
Dell PowerEdge 6650システム ユーザーズガイド
背面パネル
シリアルポート
キーボードおよびマウスコネクタ
ビデオコネクタ
USBコネクタ
内蔵NICコネクタ
本章では、システムのI/Oポートおよびコネクタについて説明します。
システムのI/Oポートとコネクタは、キーボード、マウス、モニタなどの外付けデバイスとシステムが通信するためのゲートウェイです。 図B-1では、背面パネルのI/Oポートとコネクタを識別します。
図B-1.背面パネルのI/Oポートおよびコネクタ
内蔵シリアルポートには、背面パネルに9ピンDサブミニチュアコネクタが採用されています。このポートは、シリアルデータ転送方式(1本のデータ線を通して1ビットずつデータを送る転送方式)の外付けモデム、プリンタ、プロッタ、マウスなどのデバイスに対応します。 ほとんどのソフトウェアでは、COM(通信を意味する)という簡略用語が使われ、シリアルポートに対して番号が割り当てられます。システム内蔵シリアルポートに割り当てられているデフォルト番号はCOM1です。
図B-2には、シリアルポートコネクタのピン番号を示し、表B-1では、シリアルポートコネクのピン割り当ておよびインタフェース信号を定義します。
図B-2.シリアルポートコネクタのピン番号

表B-1.シリアルポートコネクタのピン番号の割り当て
|
ピン
|
シグナル
|
I/O
|
定義
|
1 | DCD | I | データキャリア検出 |
2 | SIN | I | シリアル入力 |
3 | SOUT | O | シリアル出力 |
4 | DTR | O | データ端末準備完了 |
5 | GND | ― | シグナルアース |
6 | DSR | I | データセット準備完了 |
7 | RTS | O | 送信要求 |
8 | CTS | I | 送信クリア |
9 | RI | I | リングインジケータ |
シェル | ― | ― | シャーシアース |
拡張カードを取り付けると、システムは自動的にシリアルポートを設定します。この機能を使って、内蔵ポートと同じ割り当てのシリアルポートを搭載する拡張カードを再設定せずに追加できます。システムが拡張カードのシリアルポートを検出すると、内蔵ポートは別の利用可能なポートに再マップ(再割り当て)されます。 新しいCOMポートおよび再マップされたCOMポートは、次のような同一のIRQ設定を共有します。
COM1、COM3: IRQ4(共有設定)
これらのCOMポートのI/Oアドレス設定は次のようになります。
COM1: 3F8h
COM2: 2F8h
COM3: 3E8h
COM4: 2E8h
例えば、COM1のポートに内蔵モデムカードを追加すると、システムが論理COM1をモデムカードのアドレスとして認識します。COM1に割り当てられていた内蔵シリアルポートは、COM1 IRQ設定を共有するCOM3に自動的に再マップされます。(1つのIRQ設定を2つのCOMポートが共有する場合、必要に応じてどちらか1つのポートを使用できますが、同時に両方のポートを使用できない場合があります。)COM1およびCOM3に割り当てられているシリアルポートを搭載する1つまたは複数の拡張カードを取り付けると、その番号に対応する内蔵シリアルポートが無効になります。 COMポートの再マップがおこなわれるカードを追加する前に、ソフトウェアがCOMポート割り当て変更に対応しているかどうかをソフトウェアに付属するマニュアルで確認してください。 システムによる自動設定を避けるには、拡張カードのジャンパをリセットして、内蔵ポートのCOM番号を変更せずに次の利用可能なCOM番号に割り当てられるようにすることができます。また、セットアップユーティリティを使って内蔵ポートを無効にすることもできます。拡張カードのマニュアルを参照して、カードのデフォルトI/Oアドレスおよび利用可能なIRQ設定を確認してください。必要な場合、ポートの再アドレスおよびIRQ設定の変更に関する手順も参照してください。 シリアルおよびパラレルポートに対するオペレーティングシステムの処理方法に関する一般情報、およびコマンド手順の詳細は、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
システムはPS/2型キーボードを使用し、PS/2互換マウスをサポートしています。両方のデバイスのケーブルは、システムの正面および背面パネルに設置されている6ピンミニチュアDINコネクタに接続します。 マウスドライバソフトウェアは、マウスの動きを検出すると、IRQ12を割り当ててマイクロプロセッサにマウス優先割り込み処理を要求します。またドライバソフトウェアは、制御中のアプリケーションプログラムへマウスデータを送信します。
次は、キーボードコネクタのピン情報です。
図B-3には、キーボードコネクタのピン番号を示します。表B-2では、キーボードコネクタのピン割り当てとインタフェース信号を定義します。
図B-3.キーボードコネクタのピン番号

表B-2.キーボードコネクタのピン番号の割り当て
|
ピン
|
シグナル
|
I/O
|
定義
|
|
1
| KBDATA | I/O | キーボードデータ |
|
2
| NC | ― | 接続なし |
|
3
| GND | ― | シグナルアース |
|
4
| FVcc | ― | ヒューズ供給電圧 |
|
5
| KBCLK | I/O | キーボードクロック |
|
6
| NC | ― | 接続なし |
|
シェル
| ― | ― | シャーシアース |
次は、マウスコネクタのピン情報です。図B-4には、マウスコネクタのピン番号を示します。表B-3
では、マウスコネクタのピン割り当て、およびインタフェースシグナルを定義します。
図B-4.マウスコネクタのピン番号

このシステムでは、正面および背面パネルにある15ピンの高集積Dサブミニチュアコネクタを使ってVGA互換モニタを接続します。システム基板のビデオ回路は、モニタの赤色、緑色、青色の電子銃を操作するシグナルを同期化します。
次は、ビデオコネクタのピン情報です。図B-5には、ビデオコネクタのピン番号を示します。表B-4では、ビデオコネクタのピンの割り当て、およびインタフェースシグナルを定義します。
図B-5.ビデオコネクタのピン番号

表B-4.ビデオコネクタのピン番号の割り当て
|
ピン
|
シグナル
|
I/O
|
定義
|
|
1
| RED | O | 赤色ビデオ |
|
2
| GREEN | O | 緑色ビデオ |
|
3
| BLUE | O | 青色ビデオ |
|
4
| NC | ― | 接続なし |
|
5~8、10
| GND | ― | シグナルアース |
|
9
| VCC | ― | VCC |
|
11
| NC | ― | 接続なし |
|
12
| DDCデータアウト | O | モニタ検出データ |
|
13
| HSYNC | O | 水平同期化 |
|
14
| VSYNC | O | 垂直同期化 |
|
15
| DDCクロック アウト | O | モニタ検出クロック |
|
シェル
| ― | ― | シャーシアース |
お使いのシステムには、USB対応デバイスを接続するためのUSBコネクタが、正面コントロールパネルに1つ、背面パネルに2つ組み込まれています。
 |
注意: チャネル当たりの最大電流500 mA、または+5 Vを消費するUSBデバイスおよび USBデバイスの組み合わせは接続しないでください。この限界値を超えるデバイスを接続 すると、USBポートがシャットダウンすることがあります。USBデバイスの最大電流値については、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。
|
次は、USBコネクタのピン情報です。図B-6には、USBコネクタのピン番号を示します。表B-5では、USBコネクタのピンの割り当て、およびインタフェースシグナルを定義します。
図B-6.USBコネクタのピン番号

お使いのシステムには内臓10/100/1000 Mbps NICが2つ搭載されています。10/100/1000 Mbps NICは、サーバとワークステーション間の通信を提供します。また、その他のアプリケーション用のシステムリソースを解放してホストリソースを効率的に活用できるようにします。10 Base-T、100 Base-T、および1000 Base-T Ethernet標準をサポートします。
お使いのシステムのRJ45 NICコネクタは、UTP Ethernetケーブル用に設計されており、RJ45互換の標準プラグがついています。UTPケーブルの一方の端をNICコネクタの所定の位置にカチッと鳴るまで押し入れ、しっかりと接続します。ケーブルのもう一方の端はネットワーク設定に基づき、RJ45ジャックウォールプレート、またはUTP集線装置、またはハブ上のRJ45ポートに接続します。10 Base-T、100 Base-TX、および1000 Base-Tネットワークの以下のケーブル要件に従ってください。
 |
注意:回線妨害を防ぐために、音声およびデータ回線は別のシースで保護する必要があります。
|
- カテゴリ5以上のワイヤおよびコネクタを使用します。
- ケーブルの最大長(システムからハブまで)は、100 mです。
- ネットワーク操作のガイドラインは、IEEE 802.3標準の「Systems Considerations of Multi-Segment Networks」にあります。
目次ページに戻る
|